新紙幣の北里柴三郎博士は・・・

本日より、20年ぶりに新紙幣が発行されましたね。いち早く手元にお持ちの方はうれしいかぎりですね。

矯正治療の調整と同じで、慣れるまでは時間がかかるでしょうが、すぐに見慣れることと思います。

さて、新紙幣と歯科ですが、一見直接的な関係はなさそうですが、実は密接なつながりがあるんです。

新1000円札の肖像画:北里柴三郎博士

2024年7月発行の新1000円札の肖像画に選ばれたのは、近代日本医学の父と称される「北里柴三郎博士」です。

北里博士は、ペスト菌や破傷風菌の発見やコレラワクチン開発など、数々の功績を残した偉人です。中でも、歯科医療の発展にも大きく貢献しました。

また、「日本の細菌学の父」と呼ばれ大きな功績を上げた人ですが、現在の東京大学医学部に在学中、「医者の使命は病気を予防することにある」と確信し、

予防医学を生涯の仕事とすることを決意したそうです。

多くの歯科治療は細菌との闘い

歯の2大病気であるむし歯と歯周病は、細菌感染の一つです。これら細菌感染を予防することで歯の健康だけでなく全身の健康にもつながることが分かっています。

つまり、虫歯や歯周病を減らすことは、まさに予防医学の一つであると言われています。お口の中を清潔にすることが、健康への第一歩となることでしょう。

取り外しの矯正装置も雑菌の付着

マウスピース矯正を含め多くの取り外し式の矯正装置は、装置に雑菌が付着していることがほとんどです。

なるべく使用する前後は洗った状態で使用していただき、定期的に専用の薬剤で洗浄することをお勧めいたします。

新紙幣発行と歯科

このように、新1000円札の肖像画となった北里柴三郎博士は、医科同様歯科医療の発展に多大な功績を残した人物です。

新紙幣発行をきっかけに、北里博士の功績や医科や歯科医療の歴史について多くの人が関心を持ち、歯科検診や歯磨きなどの予防策に取り組む人が増えれば、国民全体の口腔衛生向上にもつながれば良いと感じています。

まとめ

新紙幣と歯科は、一見関係ないように見えて、実は深い繋がりがあったのです。

北里博士の功績を振り返り、歯科医療の重要性を再認識することで、より健康的な生活を目指しましょう。

当院では、歯並びを治すことで、虫歯予防につながる治療を行っております。

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