歯磨きする習慣を
最近、歯磨きが十分にできない子が増えてきています。
小児矯正中に磨けていなことが多々あると、せっかく歯並びが良くなっても
虫歯の治療痕がたくさんある歯ならびになってしまいます。
歯磨きを嫌がる子供に歯磨きの習慣を意識してもらうためには、楽しさと習慣化を促すことが重要です。
以下の方法を試してみてください。
1. 楽しい時間にする
- ゲーム感覚: 歯磨きの時間をゲームのようにして楽しむことで、子供が積極的に歯磨きに取り組めるようになります。例えば、砂時計やタイマーを使って「何秒で磨けるかな?」というチャレンジにするのも良いアイデアです。
- 歯磨きアプリや動画: 子供向けの歯磨きアプリやキャラクター動画(例:好きなキャラクターと一緒に歯磨き)が歯磨きの時間を楽しみに変えます。音楽やアニメを活用すると効果的です。
2. 自分で選ばせる
- 歯ブラシや歯磨き粉を選ばせる: 好きなキャラクターやカラフルな歯ブラシを自分で選んでもらうと、子供は「自分専用」として喜んで使います。また、味付きの歯磨き粉を選ぶことで、磨くこと自体が楽しくなります。
- 自分で磨くタイミングを決めさせる: 朝や夜、どちらの時間に磨くか、または食後すぐなど、少し選択肢を与えて子供が自分で決める感覚を持つと、意識が高まります。
3. 褒める・ご褒美制度
- 褒めて励ます: 歯磨きが終わったら「上手にできたね!」と褒めてあげることが大切です。毎回の歯磨き後に少しずつほめることで、良い習慣として定着します。
- シールやスタンプを使う: 歯磨き後にカレンダーや専用のシートにシールやスタンプを押すご褒美制度も効果的です。1週間ごとに特別なシールや小さなご褒美を設定すると、続けるモチベーションが上がります。
4. 家族で一緒に磨く
- お手本を見せる: 親が楽しそうに歯磨きをしている様子を見せることで、子供も「やってみたい」と思うようになります。家族で歯磨きをする時間を一緒に過ごすことで、自然と習慣化されます。
- 兄弟や友達と一緒に歯磨き: 兄弟やお友達と一緒に磨くことで「みんなでやる楽しい時間」として、歯磨きに対する抵抗が減ります。
5. キャラクターやお話を活用
- キャラクターや物語を作る: 子供が好きなキャラクターやヒーローが「歯磨きヒーロー」として登場する物語を作り、歯磨きが歯を守る大切なことだと教えるのも効果的です。例えば、「虫歯バイキンをやっつける!」というストーリーにしてあげると、子供はヒーロー気分で磨くようになります。
- 歯磨きの絵本: 歯磨きの重要性を伝える絵本を一緒に読むことで、自然と歯磨きの意識が高まります。絵本を使うと、視覚的に楽しみながら学ぶことができます。
6. ステップバイステップで慣れさせる
- 少しずつ慣れさせる: 無理に最初から完璧に歯磨きすることを求めるのではなく、まずは短時間でも歯磨きに慣れることを目標にします。最初は前歯だけでもOK。徐々に時間を延ばし、すべての歯を磨けるようにします。
- 子供に任せて仕上げ磨きをする: 子供が自分で磨くのをまずやらせてから、最後に親が「お手伝い」という形で仕上げ磨きをすると、子供の自主性も保ちながらケアできます。
7. 定期的な歯科医のアドバイス
- 歯科医に相談する: 子供が歯磨きを嫌がる場合、歯科医や歯科衛生士にアドバイスを求めるのも良い方法です。歯科クリニックで楽しく学ぶイベントや、子供向けの歯磨き指導を受けることで、プロの話を通じて興味を持つことがあります。
これらの方法を組み合わせることで、子供が歯磨きを習慣化し、楽しみながら続けられるようになります。焦らず、楽しい体験にしてあげることが大切です!
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