【小学生の保護者様必見】歯科検診で指摘された“歯並び”のサインとは?早期対応が大切な理由
新学期から1ヶ月が過ぎ、生活リズムも整ってくるこの時期は、多くの学校で春の歯科検診が実施されます。実はこの検診、将来の歯並びや咬み合わせの大切なチェックポイントでもあります。
はじめに:歯科検診の紙に“要注意”と書かれていたら…
春の学校歯科検診の結果を見て、「歯並びに問題があります」「かかりつけ医を受診してください」と書かれていて不安になった保護者の方も多いのではないでしょうか?

実はこの“ちょっとした指摘”が、将来的な歯並びやかみ合わせの問題を防ぐ大切なヒントになることもあります。今回は、歯科検診でよく見つかる歯並びのサインと、それに対する対応のポイントをご紹介します。
よくある歯並びの指摘内容とは?
学校歯科検診では、以下のような点がチェックされます。
■ 反対咬合(受け口)
下の歯が上の歯より前に出ている状態。
→ 成長とともに悪化する場合もあるため、早めの相談が重要です。
■ 開咬(かいこう)
前歯が上下でかみ合わず、前歯で食べ物が噛み切れない。
→ 指しゃぶりや舌癖(ぜつへき)が原因になっているため、癖を改善する必要があります。
■ 叢生(そうせい)=歯のデコボコ・ガタガタ
永久歯が生えるスペースが足りず、歯並びが乱れている。
→ 成長に合わせた管理が必要なケースです。うまくいけば、将来歯を抜かずに並べることができます。
■ 過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が深くかぶさって、下の歯がほとんど見えない。
→ 将来的に顎関節症の原因になることもあるので、早めに咬み合わせを治す治療が必要です。

なぜ“今”が大事なの? 小児矯正のゴールデンタイム
小学生は、乳歯から永久歯へと生え替わり、顎の骨もどんどん成長していく時期。
この時期に矯正相談を受けることで、成長の力を使って歯並びや骨格のバランスを整えることが可能になります。
🔹 早期対応のメリット
- 将来的な抜歯矯正のリスクを減らせる
- 顎の成長をコントロールできる
- 永久歯の正しい位置への誘導ができる
- 発音・食事・姿勢など全身の成長にも良い影響をもたらしてくれます
こんなサインが見られたら、矯正歯科で相談を!

保護者の目から見ても、以下のようなサインがあれば、矯正歯科に一度相談してみましょう。
✅ よく口を開けている・口呼吸している
✅ いつも同じ側で噛んでいる
✅ 発音が不明瞭(サ行・タ行など)
✅ 食べにくそうにしている
✅ 下あごが出てきた気がする
※目に見える範囲以外にも、全体的なレントゲンを撮影し、骨格的な問題やこれから生えてくる永久歯の状態を確認することが大切です。
当院の小児矯正カウンセリングについて
やまの矯正歯科クリニックでは、小学生の歯並びの相談を多数受け付けています。
まずはレントゲンを撮影し、これから生えてくる永久歯の状態を確認することを重要視ししています。
初回カウンセリングでは、保護者の方のお話をじっくり伺いながら、必要に応じて検査・診断を行います。
📅 春から夏にかけては矯正相談のご予約が増える時期です。
ご希望の方はお早めにお問い合わせください!
まとめ:検診の“気になる指摘”は、将来へのヒント
歯科検診のちょっとした指摘も、実は将来の大きな問題のサインかもしれません。
ほったらかしにしておかず、早めの歯科医院の受診をしてください。
そしてお子さまの大切な成長期を活かして、健康でキレイな歯並びを育てていきましょう。
子どもが将来、自信をもって笑える歯並びに整えることは、両親からの愛情のあるプレゼントかもしれませんね。
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