歯周病にかかっているかも・・・

11月22日は「いい夫婦の日」ですが、その他に「わんわんにゃんにゃんの日」として設定されています。

この由来は、犬と猫の鳴き声からきており、すべてのペットが幸せに暮らせることや
野生動物や自然環境への配慮を促すことを目的として制定された記念日であります。

この背景には、近年ご家族に、犬や猫をお迎えしている方もたくさんいることもあげられ、
身近に存在するペットを大切に思うことを再認識できるように設定されていると思います。

さて、犬も猫も人と同じように毎日食事をするかと思います。
人は食事をした後、自分でハミガキをするかと思いますが、
犬や猫たちは自分で歯を磨くことができません。
そのため多くの犬や猫たちは、歯の周りに歯石が沈着していることが多く、
これに伴う歯周病に罹患していることが多いとされています。

人は、歯石や歯が汚れていれば自分で歯医者さんに行くかと思いますが、
彼らは、自分の意思で行くことができないし、歯の汚れにすら気づいていないかもしれません。
そのため、大切なご家族を守るために日頃のケアをサポートしていただければと思います。
もし、汚れや、歯茎の状態が悪そうであれば、動物病院に連れていくことが必要となります。

歯周病は、サイレントディジーズ(静かなる病気)とも表現されるように、自覚症状のない病気の一つとされています。
また歯周病菌は他人に移るともされているので、ご家族の犬や猫にも移る可能性も あります。
ひどくなる前に日頃のケアをしていれば改善しますので、定期的な歯医者さんでクリーニングしていくことをお勧めいたします。

歯周病の原因の一つに歯並びの悪さも影響することがあります。
もし磨きにくい箇所がある場合でしたら、思い切って矯正治療で
歯並びを整えることも必要になってきます。
一方、犬や猫たちも歯並びが悪く生まれることがあります。
彼らも必要があれば矯正治療が必要になってきますが、
大変な治療になる事が容易に想像できます。

大事なご家族とともに長生きするためには、歯の健康も大事です。
自分自身だけでなく、ご家族の歯も気にかけるようにしてみて下さい。

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yoc
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