初めて来院してから治療が終了するまで

ここでは、矯正治療の基本的な流れをご説明させていただきます。
歯並びの状況や個人差によって、流れの内容が変わる場合がございます。

相談
まずは電話またはネット予約にてご連絡ください。
問診票で気になるところやご希望を伺った上で、お口の中を拝見します。カウンセリングルームで現在の歯並びや咬み合わせの状態や問題点、矯正治療の流れ、治療期間の見込み、治療費用などについて説明をさせて頂きます。(平均所要時間:45〜60分)
当院のカウンセリングルームは完全個室となっております。些細な事でも気にせずにご相談ください。
精密検査
相談後、希望日にて矯正治療に必要な資料を採ります。
治療開始前に精密検査を行います。
歯形の採得、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影などを行います。
検査結果まで2週間程度いただいております(お急ぎの方はご相談ください)。
診断および治療計画の説明
検査結果の説明と治療方法のご提案をします。
精密検査をもとに、模型を計測、レントゲン写真をコンピューター解析し、その他写真や問診内容等を加味して、その方に合った治療プランを提案させて頂きます。
その際、疑問に感じた事や、不安に感じる事がありましたら、遠慮なくお話しください。当院では患者さんの疑問点等は解消し、ご納得いただいた段階で治療を開始します。
矯正装置の装着
矯正装置を装着します。

・第一期矯正治療(子供の矯正治療)
大人の歯が生え始めた頃からの治療になります。主に顎の成長のコントロールを行ったり、歯の正常な交換を促すような治療になります。当院では、第二期矯正治療に移行せずに矯正治療が終わる事を目標としております。
・第二期矯正治療(大人の矯正治療)
大人の歯が生え揃い、顎の成長がほぼ修了した状態で行われる矯正治療です。主にマルチブラケット装置を装着し、ワイヤーで歯を動かす治療になります。
装置の調整
装置の調整あるいは随時装置を追加していきます。
3~5週間ごとの通院で治療を進めていきます 。
必要に応じて装置の追加を検討いたします。
装置の撤去
かみ合わせ・歯並びを見て機能的審美的に問題ないと判断した場合、また患者さん自身も特に気になるところがない場合に、装置を外す準備に入ります。
保定管理
歯並びが崩れないように定期観察を行います。

装置を外したばかりの歯は、治療前の位置に戻ろうとする傾向があります。それを押さえるため、リテーナー装置を用い、かみ合わせを安定させていきます。多くの場合、3ヶ月に一度程来院していただき、かみ合わせのチェックを行います。

治療途中で転居となった場合

 転居先から当院に通院が可能であれば、これまでと同様に治療が継続できます。 しかし、遠方への転勤・転居・留学・出張などでどうしても通院が困難になった場合には、転居先近くの矯正歯科医院に矯正治療継続をお願いすることとなります。その際は、当院での初診時の資料を準備いたしますので、すみやかに転医手続きを行い、治療を引き継ぐことになります。