歯がガタガタだと歯磨きに時間がかかる?フロスが通らない原因と矯正治療
「毎日10分以上歯磨きをしているのに虫歯になってしまう……。」
「歯がガタガタで歯ブラシが届かない気がする。」
「フロスが引っかかってうまく通らない。」
このようなお悩みはありませんか?
歯磨きで大切なのは時間よりも、歯ブラシやフロスがきちんと歯に届いていることです。しかし、歯がガタガタ(叢生)・出っ歯・八重歯・受け口などの歯並びでは、どんなに丁寧に磨こうとしても汚れが残りやすい場所ができてしまいます。
実際に当院でも、「歯並びが気になる」という理由だけでなく、「毎日の歯磨きが大変だから矯正を考えています」という患者さんが多く来院されます。
この記事では、歯並びと歯磨きのしやすさ、フロスの重要性、そして矯正治療によるメリットについて詳しく解説します。

歯磨きは「何分磨くか」より「きちんと磨けているか」が大切
患者さんからよく聞かれる質問があります。
「歯磨きは何分くらいすればいいですか?」
結論から言うと、時間に正解はありません。
一般的には3~5分程度と言われますが、歯並びによって必要な時間は大きく異なります。
歯並びが整っている方なら比較的短時間で磨けますが、歯がガタガタしている方では、
- 一本一本角度を変える
- 小刻みに歯ブラシを動かす
- フロスを使う
- タフトブラシを使う
など、多くの工程が必要になります。
つまり、歯並びが悪いほど、歯磨きには時間がかかる傾向があります。
しかし、長時間磨けばよいというわけではありません。
最も重要なのは、
「磨き残しをなくすこと」
です。
歯ブラシだけでは歯垢は約6割しか落ちません
毎日しっかり歯磨きをしている方でも、歯ブラシだけでは歯垢(プラーク)の約60%程度しか除去できないと報告されています。
残りの約40%は、
- 歯と歯の間
- 歯が重なっている部分
- 歯ブラシが入りにくい場所
に残ってしまいます。
そのため、歯ブラシだけでは十分とは言えません。
フロスは毎日使ったほうがいい?
答えは「はい」です。

フロスを使用すると歯垢除去率は約80%以上まで向上するといわれています。
特に、
- 歯がガタガタしている
- 歯並びが悪い
- 八重歯がある
- 歯と歯の間が狭い
という方ほど、フロスは欠かせません。
虫歯は歯と歯の間から始まることも多いため、できれば1日1回、夜の歯磨きの際に使用することをおすすめします。
歯がガタガタ(叢生)は最も歯磨きが難しい歯並び
「歯がガタガタ」「歯並びが悪い」という相談で最も多いのが叢生(そうせい)です。
歯が重なっているため、
- 歯ブラシが届かない
- フロスが入りにくい
- 食べ物が詰まりやすい
- 歯石が付きやすい
という問題が起こります。
その結果、
「毎日10分以上磨いているのに虫歯になる」
ということも珍しくありません。
出っ歯(上顎前突)は口呼吸にも注意
出っ歯では口が閉じにくくなり、口呼吸になっている方も少なくありません。
口呼吸になると、
- 前歯が乾燥する
- 唾液の自浄作用が低下する
- 歯ぐきが炎症を起こしやすい
など、お口の環境が悪くなることがあります。
八重歯はフロスが通しにくい代表的な歯並び
八重歯は歯ブラシだけでなく、フロスも通しにくい歯並びです。
そのため、
- 食べ物が残る
- 歯ぐきが腫れる
- 虫歯になりやすい
というリスクが高くなります。
受け口(反対咬合)も磨き残しが起こりやすい
受け口では上下の前歯の噛み合わせが逆になります。
そのため歯ブラシの当て方にも工夫が必要になり、磨き残しが起こりやすくなることがあります。
矯正治療をすると歯磨きは本当に楽になる?
矯正治療は見た目を改善するだけではありません。
歯がきれいに並ぶことで、
- 歯ブラシが届きやすくなる
- フロスがスムーズに通る
- 食べ物が詰まりにくい
- 歯石が付きにくい
- クリーニングもしやすい
というメリットがあります。
実際に治療後は、「歯磨きの時間が短くなりました。」「フロスがスッと通るようになりました。」
という感想をいただくことも少なくありません。
矯正治療中は歯磨きがさらに重要
一方で、矯正治療中は装置が付くため、普段以上に丁寧なセルフケアが必要になります。
ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、
- 歯ブラシ
- タフトブラシ
- デンタルフロス
- 歯間ブラシ
を上手に使い分けることが大切です。
こんな方は一度矯正相談をおすすめします
次のようなお悩みはありませんか?
- 歯磨きに10分以上かかる
- フロスが毎回引っかかる
- 同じ場所ばかり虫歯になる
- 食べ物がよく詰まる
- 歯石が付きやすい
- 歯がガタガタしている
- 出っ歯や八重歯が気になる
これらは歯並びが関係している可能性があります。
まとめ
歯磨きは「長く磨くこと」が目的ではありません。
歯ブラシとフロスを使い、磨き残しを減らすことが大切です。
しかし、歯がガタガタ、出っ歯、八重歯、受け口などの歯並びでは、どうしても磨きにくい場所ができてしまいます。
矯正治療は見た目を整えるだけでなく、
- 歯磨きがしやすくなる
- フロスが通しやすくなる
- 虫歯・歯周病を予防しやすくなる
- 将来も自分の歯を守りやすくなる
という大きなメリットがあります。
「歯磨きに時間がかかる」「フロスがうまく通らない」「歯並びが気になる」という方は、一度矯正歯科で相談してみてはいかがでしょうか。
広島市のやまの矯正歯科クリニックでは矯正治療のご相談を随時受け付けております。
歯並びや噛み合わせで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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